エアロビクスやトレーニングで使われている名称の意味を暇に任せて考えてみると…
エアロビクスは1960年代に始まったこともあり、ステップ等の名称も分かり易いと感じます。
マーチ、ホッピング、ウォーキングは動きそのままですし、Aステップ、Vステップ、ボックスステップ、グレープバイン等は足の動きの軌道から来ていますしなんとなく分かります。
しかしながらウエイト・トレーニング等に関する名称は、多分、それらは紀元前で行われていた古代オリンピックの時代から行われていたと思われますのでなかなか名称も分かりづらい部分があります。
お馴染みの「腕立て伏せ」は、「プッシュアップ」と呼びます。
言葉的には「腕立て伏せ」は「腕を立てておいて曲げて伏せる」っていう意味だと思いますが、「プッシュアップ」となると「押して上げる」っていう意味だから腕立て伏せとは何か違いませんか?
日本に入ったときそのまま「押し上げ」っていう名称にすれば良かったかと思いますが。
「腹筋」は「カールアップ」といいますが、
「腹筋」は「腹の筋肉そのもの」となり個人的にはピンのきませんが、「カールアップ」だと「曲げながら上げる」で何となくわかるような。これも「曲げ上げ」でも良かったような気がします。
和訳の部分以外でも、そもそもの言葉の意味が個人的に分からないことが多すぎます。
例えば、上げる意味の「プレス」と「レイズ」は「押し上げる」と「持ち上げる」といった違いはなんとはなく分かっても、「持ち上げる」といった意味である「リフト」と「レイズ」や「曲げる」意味の「カール」と「ベンド」の違いは何だろうかと思います。
当然、それぞれのトレーニングを考え名付けた人や時代、地域も違いますし、日本に入ってきたときの訳し方もあるので統一はできないと思いますが、また暇になったら考えます。
一応、整理してみます。
カール
弧を描くように曲げること。
使用例:カールアップ。ダンベルを使ったアームカール、コンセントレーションカール
ベンド
真っ直ぐな部分を折り曲げること。
使用例:ダンベル・チューブを使ってのサイドベンド
プレス
押し上げること。主に腕を使って床などを押し上げてカラダやウエイトなどを押し上げること。
使用例:ダンベルを使ってのショルダープレス、フレンチプレス
リフト
持ち上げること。主に腕を使ってカラダやウエイトなどを持ち上げること。
使用例:ヒップリフト。ダンベル・チューブでのデッドリフト、ベントニーデッドリフト、ボールを使ってのレッグリフト
レイズ
これも持ち上げること。ただしリフトと違ってカラダのパーツ自体を持ち上げるといった感じですも
使用例:レッグレイズ、サイドレッグレイズ、ヒップレイズ、シングルレッグレイズ、サイドヒップレイズ。ダンベル・チューブを使ってのサイドレイズ、ベントオーバー・リアレイズ、レッグレイズ、シングルレッグレイズ