エアロビクス&フィットネス用語集

エアロビクス

BPM(Beat Per Minute)

1分間に刻まれるカウントのことです。

BPM150は、1分間に150回ビートが刻まれる速さの曲となります。

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アライメント

エアロビクスでは、安全な姿勢を維持してエクササイズを行うこととされています。

主にオーディションやサバイバルエアロなどでの審査項目の一つとして使われることが多いようですが、一般的にも悪い姿勢でエアロビクスを行っているとケガをする危険性も多いので注意しましょう。

エアロビック

エアロビックは、有酸素性運動としてのエアロビクスからエレメント(難度要素)を組み込んだ体操競技として発展し、芸術点、実施点、難度点の3つの観点から審査されるスポーツです。

コリオ

正式にはコリオグラフィー。ステップと振付を組み合わせた全体のコンビネーションのことです。

シャッセ

進行方向に外側の足を出し、それに内側の足を寄せて揃えます。

右足を開いて体の右側に置きます。それに左側の足を右足に近づけて揃えます。

左足も同じようにして、右、左、右、左で4カウントです。

ズンバ

1990年代にコロンビアのダンサー兼振り付け師であるアルベルト・ベト・ペレスによって創作されたダンス系のプログラムです。

クンビア、サルサ、メレンゲ、レゲトン、マンボ、チャチャ、サンバなどのラテン音楽にヒップホップやフラメンコ、ロック、タンゴ、ジャズスウィング、ベリーダンスなどが加わります。

ハイ・インパクト

ロー・インパクトの反対語です。

エアロビクスのレッスンの一つで、ジョギング(エアロの動きの一つで、意味はやはり走ること)やジャンピングジャックなどジャンプが伴うエアロビクスです。

床からの衝撃があるため足腰をいためている方は注意してください。

バウンズ

つま先はつけたままその場で足首や膝だけを動かして重心を上下させる動きです。

ヒッティング

アクアエクササイズの際、プールの底を踏みつけて飛び跳ねる動作のことです。アクアは浮力の関係で足首や膝まどに負担が少ないと言われていますが、ヒッティングのやりすぎはやはり負担をかけることになります。

ボディパンプ

1990年ニュージーランドで考案されたダンベルを使ったエクササイズの一種。

日本へは1998年に紹介され、多くの男性がスタジオへ足を運ぶようになった。

レッスン内容は3ヶ月ごとにニュージーランドの本部から発信され、使うBGMとともに全世界共通です。

リード

エアロビクスのレッスンでは、普通インストラクターがコリオグラフィーに基づいて進行させていきます。

大規模なレッスンで複数のインストラクターが指導する場合、コリオグラフィーを作成し参加者の前で指導することを「リードをとる。」といいます。

リード足

1カウント目に踏む足のことで、エアロビクスのレッスンではシンメトリで左右同様に鍛えるといった観点から、1レッスンの中で左右のリードの回数は同じ回数でコリオグラフィーは組み立てられています。

リード足を変えることをリードチェンジと言います。

ロー・インパクト

エアロビクスのレッスンの一つで、全ての動作において、少なくとも片方の足が常に床に接した状態で行われるエアロビクスです。常に片足が床についていることから床からの衝撃は少ないといえます。

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ダンス

サルサ

1960年代後半にニューヨークのプエルトリコ移民が中心になり作られたサルサ音楽に合わせて通常二人で踊るダンスです。

パラパラ

ユーロビートの曲にあわせて作られた振り付け・ダンスがパラパラです。

特徴的な手の動き(基本は肘は常に体から離れています)で1曲ごとに振り付けが決まっており、みんなで一緒に踊り楽しむ事が大切です。

語源はA-HAの「Take on Me」をみんな同じ振り付けで、曲のフレーズを「パパパラッパ~」と口ずさみながら踊っているのを見て付けられたというのが有力だということです。

ヒップホップ

1970年代にニューヨークサウスブロンクス地区で発生したカルチャーのひとつで、音楽、ラップ、ダンス、グラフィックアートから構成されています。

ストリートで踊り、音楽を楽しむことヒップホップの全てが自己表現です。

フィットネスにおいてのヒップホップも同様でヒップホップのビートにのり自由な表現とエネルギーの爆発で自分の心と体の趣くままカッコ良く踊ってください。

フラメンコ

フラメンコは、スペイン南部のアンダルシア地方で生まれた民俗芸能で、アンダルシア地方の文化と15世紀にやってきたジプシー文化とが融合して出来たものと言われています。

フラメンコの踊り手は音楽のリズムに合わせて踊るのではなく、歌手やギタリストと一緒にリズムを打ち音楽を創りながら踊っています。

メレンゲ

ドミニカ共和国発祥のラテンダンスの一つです。早い2ビートの音楽に合わせてステップを繰り返します。

基本的に左右の動きですが、前に出る動きが挿入されることもあります。

ラテン

ラテンは南アメリカ大陸やカリブ海沿岸諸国を中心としたラテン系民族の音楽や踊りのことです。

ラテンアメリカ古来のインディアン音楽とコロンブスのアメリカ発見以後スペイン人によって奴隷としてアフリカから連れてこられた黒人の音楽、そして移住してきたヨーロッパの音楽などが融合してカリブ独特の文化が出来ました。

ルンバやサンバなど生まれた地域ごとにそれぞれ特徴をもっています。

スタイル

BMI(Body Mass Index)

体重と身長のバランスから肥満度を示す指標で、下の式から求めることが出来ます。

  • BMI=体重(kg)÷{身長(m)×身長(m)}

LBM

除脂肪体重のことです。骨、筋肉、神経など生命の維持に欠かせない部分のことで、一般的に体重から体脂肪を引いたものが除脂肪体重となります。

体脂肪を減らし、筋肉などの除脂肪を増やす事がダイエットの基本となります。

体脂肪率

体重に占める脂肪の割合です。外見と関係なく体内の脂肪状態を数値としています。

1.体脂肪率低い:男性15未満、女性20未満

2.体脂肪率適正:男性15~20、女性20~25

3.体脂肪率やや高い:男性20~25、女性25~30

4.体脂肪率高い:男性25以上、女性30以上

発汗

発汗の目的は、体温と適正に調節するため、水(汗)が蒸発する際の気化熱を利用して体温を下げることです。

汗には塩分(ミネラル)・電解質が含まれていますので、スポーツ等で発汗した際は、十分な水分とミネラル・電解質の補給が必要です。

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トレーニング

アイソトニック

動的筋力トレーニングのことで、一般的には筋肉を収縮させて動かす事によって、効果が現れるトレーニングです。

アイソメトリック

静的筋力トレーニングのことで、ある動作を静止させ、筋力を維持させることによって、効果が現れるトレーニングです。

ウエイト・トレーニング

バーベルやダンベルなどの重りやバネの収縮力、自分の体重等を活用して筋に抵抗負荷をかけるトレーニングです。

その目的は筋の肥大や強化が主であるが、病後の機能回復のためのリハビリの一環としても行われます。

クールダウン

スポーツ後の急激な血圧低下を予防するため行われる動的なエクササイズです。急激な血圧低下は貧血やめまい・失神を起こす原因となります。

ストレッチング

ウォーミングアップやクールダウンには筋肉を伸展させるストレッチングが最適です。

ストレッチングには反動をつける動的ストレッチと静的ストレッチ(static stretching)がありますが、一般的には後者を指します。

静的ストレッチは反動をつけないで徐々に筋を伸ばしていき、痛みを感じる手前で10秒ほど静止し、筋の柔軟性を高めるものです。

多関節運動(コンパウンド)

2つ以上の関節が動くトレーニングです。

股関節と膝関節、足関節が動くスクワットやデッドリフト、ベンチプレス、ダンベルプレス等があります。

単関節運動(アイソレーション)

1つの関節だけが動くトレーニングです。

肘関節だけが動くバーベルカールや膝関節だけが動くレッグエクステンション、サイドレイズなどが代表的です。

パーシャルレンジ・ムーブメント

ウエイト・トレーニングは通常、関節の可動域全域(フルレンジ)を使ってトレーニングしますが、パーシャルレンジ・ムーブメントは部分的な強化を図るため、特定の関節の角度の範囲内でトレーニングを行います。

まず特定の範囲内(パーシュルレンジ)でトレーニングを行って、その後フルレンジで行います。

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骨格

ROM(Range of Motion)

関節可動域のこと。動きの少ない中での可動域(静的可動域)、動きのある中での可動域(動的可動域)や外部からの刺激によって動く可動域(受動的可動域)、自力での可動域(能動的可動域)に区分できます。

関節可動域の向上には、ストレッチングが有効です。

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筋肉

随意筋

脳脊髄神経で活動が調整され、意思によって調整できる筋肉のことです。一般的には運動をつかさどる横紋筋を指します。

ハムストリングス

大腿の裏側の筋肉のことです。

通常日常生活の動作では大腿の前側の筋肉(大腿四頭筋)の筋力が強いためハムストリングスは使わないことが多く、このことが姿勢を悪くし、また、ハムストリングスの故障が多い原因となっています。

スクワットやレッグカール等のエクササイズで大腿四頭筋とハムストリングスのバランスをとることが必要です。

腹斜筋

体側部にある筋肉で、外腹斜筋と内腹斜筋に分かれます。縊れたウエストラインを目指すためには腹斜筋のトレーニングが必要です。

腹直筋

腹部の筋肉のためのトレーニングのターゲットとなる筋肉で骨盤から肋骨下部までにつながる筋肉で一般的に腹筋と呼ばれています。

適切なトレーニングを重ねると「6個に割れた腹筋」となります。

不随意筋

自律神経で活動が調整され、意思によって調整できない筋肉のことです。一般的には内臓を動かす平滑筋や心臓を動かす心臓筋を指します。

平滑筋

消化器、気管、血管などの導管などにある筋肉で内臓筋とも呼ばれています。意思によって調整できないので不随意筋の一つです。

栄養

MRP(Meal Replacement)

不足している特定の栄養素を補給するサプリメントに対し、食事の代わりとなり、1回分の食事全体を代用する食品です。

固形ブロックタイプが一般的でビタミン、ミネラル等にも配慮されています。

また、スポーツ時の栄養素補給やダイエット用のMRPも販売されています。

プロテイン

英語でたんぱく質のこと。通常はたんぱく質を補給するサプリメントを指します。

牛乳、大豆、小麦、卵などを原料しして作られますが、現在は乳蛋白が主流で、従来のようにパウダータイプだけでなくゼリー、タブレットタイプなど種類も豊富になりました。

当然プロテインを飲むだけでは筋肉はつきません。

ホエイ

牛乳などに含まれる乳清タンパクのことです。

牛乳などを温めたときに表面に膜を作る部分がホエイで、体内への吸収スピードが速いとこから多くのプロテインの材料とされています。

ホエイ以外の部分はカゼインと呼ばれています。

ミネラルウォーター

ミネラルウォーターは4つに大別されます。

①ナチュラルウォーター:特定の水源から採取された地下水に加熱やろ過を加えたもの

②ナチュラルミネラルウォーター:ナチュラルウォーターのうちミネラル分が地下で自然に溶け込んだもの

③ミネラルウォーター:特定の水源から採取された地下水であっても人工的にミネラルを添加したもの

④ボトルドウォーター:水道水や地表水を水源としたもの

硬水と軟水

水には主にカルシウムイオンとマグネシウムイオンが含まれていて、水1000ml中に溶けているカルシウムとマグネシウムの量を表わした数値を「硬度」といいます。
WHO(世界保健機関)の基準では、硬度が0~60mg/l 未満を「軟水」、60~120mg/l 未満を「中程度の軟水」、120~180mg/l 未満を「硬水」、180mg/l以上を「非常な硬水」に分けられています。

GI値

グリセミック指数(Glycemic Index)のことで、炭水化物を摂取した時の血糖値の上昇スピードを指数化したものです。
ブドウ糖を摂取した際のスピードを100としています。(つまり100以下の数値で表されています。)
このGI値が高い食品を摂り続けることは糖尿病の発病リスクを高めると言われています。
ただし、このGI値は、食べる人によって個人差があり、調理法や一緒に食べるもので変化するとも言われています。

サプリメント

カプサイシン

唐辛子などの辛み成分であるカプサイシンは副腎のアドレナリンの分泌を活発にさせます。

アドレナリンは脂肪細胞に蓄積された脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解させます。

また、発汗及び強心作用を促すとされ、エネルギー消費量のアップと併せてダイエット効果があるとされている。

カルニチン

カルニチンは必須アミノ酸であるリジンとメチオニンを材料に肝臓などで合成されるアミノ酸です。

脂肪はアドレナリンによって脂肪酸とグリセロールに分解され、脂肪酸はミトコンドリアで燃焼されます。

カルニチンはこの脂肪酸をミトコンドリアに運ぶ役割を持っています。このことからエネルギー代謝に必須の物質として認識されています。

1日に必要なカルニチンは体内で合成されるとされています。

ヒドロキシクエン酸

過剰に摂取した糖質は脂肪へ変換されるが、ヒドロキシクエン酸はその変換経路を阻害し、脂肪の蓄積も阻害する。

体内の脂肪酸はTCAサイクルを経てエネルギー源となることから、脂肪の分解も促進されることになる。

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