平成29年国民健康・栄養調査
肥満者( BMI≧25)の割合は男性30.7 パーセント、女性21.9パーセントであり、やせの者(BMI<18.5)の割合は男性4.0パーセント、女性10.3 パーセントであり 、この10 年間でみると、 男女も有意な増減はみられないとの結果でした。
なお、20歳代女性のやせ割合は 21.7 %でありました。
肥満度別割合
年齢(歳) | やせ | 普通 | 肥満 | |
18.5未満 | 18.5以上25未満 | 25以上 | ||
% | % | % | ||
男性 | 総数 | 4 | 65.3 | 30.7 |
20~29歳 | 9.1 | 64 | 26.8 | |
30~39歳 | 3.6 | 64.4 | 32 | |
40~49歳 | 1.6 | 63.1 | 35.3 | |
50~59歳 | 2.9 | 65.4 | 31.7 | |
60~69歳 | 4.2 | 61.8 | 34.1 | |
70歳以上 | 4.6 | 69.7 | 25.7 | |
女性 | 総数 | 10.3 | 67.9 | 21.9 |
20~29歳 | 21.7 | 72.6 | 5.7 | |
30~39歳 | 13.4 | 72.4 | 14.2 | |
40~49歳 | 10.6 | 72 | 17.4 | |
50~59歳 | 10.1 | 67.7 | 22.2 | |
60~69歳 | 7.1 | 67.1 | 25.8 | |
70歳以上 | 9.3 | 64.2 | 26.5 |
メタボリックシンドロームの状況
男性 | |||
メタボリックシンドロームが強く疑われる者 | メタボリックシンドロームの予備群と考えられる者 | 上記以外 | |
総 数 | 27.8 | 23.6 | 48.6 |
20~29歳 | 3.4 | 6.9 | 89.7 |
30~39歳 | 11.1 | 25.6 | 63.3 |
40~49歳 | 11.6 | 28.9 | 59.5 |
50~59歳 | 19 | 26.6 | 54.4 |
60~69歳 | 35.7 | 23.2 | 41.1 |
70歳以上 | 36 | 23.2 | 40.8 |
女性 | |||
メタボリックシンドロームが強く疑われる者 | メタボリックシンドロームの予備群と考えられる者 | 上記以外 | |
総 数 | 12.9 | 7.5 | 79.6 |
20~29歳 | 1.6 | 1.6 | 96.7 |
30~39歳 | 1.4 | 4.2 | 94.4 |
40~49歳 | 1.9 | 5.8 | 92.3 |
50~59歳 | 9.4 | 7.8 | 82.7 |
60~69歳 | 16.4 | 9.7 | 73.9 |
70歳以上 | 21.3 | 8.1 | 70.7 |
「糖尿病が強く疑われる者」の割合は男性18.1パーセント、女性10.5パーセント。
収縮期(最高)血圧の平均値は男性 135.2mmHg、女性 128.9mmHgである。
収縮期(最高)血圧が 140mmHg以上の者割合は男性37.0パーセント、女性 27.8パーセントであり、この10年間でみると、男女ともに減少しています。
血清総コレステロール値が240mg/dl以上の者割合は 男性12.4パーセント、女性19.8パーセントで、この10 年間でみると、男女も有意な増減は見られない。
また、歩数の平均値は男性で 6,846歩、女性で5,867歩でした。
平成25年国民健康・栄養調査
平成25年国民健康・栄養調査によると、BMIが「ふつう」の範囲にあてはまる者の割合は、男女とも6割を超え、「肥満」の範囲にあてはまる者の割合は、女性に比べて男性が高く、男性において年齢階級別にみると、40歳代が最も高い結果となりました。
また、「やせ」の範囲に当てはまる者の割合は、男性に比べて女性が高く、性・年齢階級別にみると男女ともに20歳代で最も高いという結果になりました。
男性の肥満者の割合は 28.6パーセントであり、平成15年からみると 22年まで増加傾向であり、平成23年からは変化が見られませんでした。女性の肥満者の割合は20.3パーセントであり、10年間で減少傾向にあります。
一方、男性のやせの者の割合は 4.7パーセントであり、10年間で変化が見られませんでした。女性のやせの者の割合は 12.3パーセントであり、10年間で増加傾向にあります。
エネルギー摂取量の平均値は10年間で減少傾向にあり、エネルギー摂取量に占める脂質の割合は、年齢が高くなるほど低くなっています。
主な食品群別摂取量は、10年間でほとんど変化はありませんが魚介類と肉類の摂取量は、平成21年に逆転してからその状態は続き、10年前と比べて、どの年代においても魚介類の摂取量は減少傾向、肉類は増加傾向にあります。
運動習慣のある者の割合は、男性 33.8パーセント、女性 27.2パーセントであり、年齢階級別にみると、その割合は男女ともに30歳代で最も低い。
また、男性の歩数の平均値は、7,099 歩であり、10年間で減少傾向にあり、女性の歩数の平均値は 6,249 歩であり、10年間で変化が見られませんでした。