古都ナントを駆け抜ける感動！ナントマラソン概要
毎年4月、フランス・ナントで開催されるナントマラソンは、歴史と現代が調和する美しい街並みを舞台に繰り広げられます。
スタート地点は、ユニークな機械仕掛けの動物たちが待つネフ デ マシーン ドゥ リルの下。プロセ公園、グラスラン広場、ロワイヤル広場といった名所を巡り、エルドル川沿いやロワール川岸を駆け抜けるコースは、走るだけでなく観光気分も満喫できます。歴史的な建造物と沿道の温かい応援がランナーを後押しする、魅力的な都市型マラソンです。
完走後の達成感とともに、ナントの文化や美食も楽しめるでしょう。
ナントマラソン：歴史と芸術が彩る、美しき都市ラン
コース概要
スタート地点
ナントマラソンは、芸術と産業が融合する島「イル・ド・ナント」の中心、巨大な動く象で有名なネフ・デ・マシーン・ドゥ・リルの下からスタート。工業遺産と近未来的なアートが交差するこの場所は、ランナーの冒険の始まりにふさわしい舞台です。スタートの瞬間、背後にそびえる機械仕掛けの象が、まるでランナーを見送るようにゆっくりと動き出します。
コースの見どころ
ナントの魅力を詰め込んだこのコースは、歴史・文化・自然が融合した街の物語を、脚で感じる特別な体験です。
・2km地点：プロセ公園は広大な芝生と整備された遊歩道。春には花が咲き誇り、観客の声援とともに穏やかな風景が広がります。
・6km地点：グラスラン広場はラシックな劇場が建つナントの文化の中心。石畳を走り抜け、拍手と歓声が響く中を駆け抜けます。
・8km地点：ロワイヤル広場は美しい噴水が印象的な広場。街の鼓動を感じながら走る、ナントらしさを象徴するスポットです。
・10km地点：ベルサイユ島とエルドル川沿い周辺では日本庭園と静かな水辺の風景に心が癒されます。ここで一呼吸、リズムを整えるランナーも。
・15km地点：ナント大聖堂とブルターニュ公爵の城周辺は中世の壮麗な石造りの建築群。ナントの歴史の中を走り抜ける瞬間に、感動を覚えるランナーも多い名所です。
・ラスト3km：ロワール川岸の遊歩道はゴールへと続く美しい水辺の道。日差しが川面に反射し、疲れを忘れさせるような景色が広がります。
フィニッシュ地点
街と自然の融合「ネフ・デ・マシーン」へ帰還。コースはスタート地点へと戻るループ構成。完走の喜びは、スタート地点と同じネフ・デ・マシーンで味わいます。完走者メダルとともに迎えてくれるのは、熱い歓声と笑顔、そしてナントの青空です。
高低差と気候
・高低差：極めて少ないフラットな設計で初心者からベテランまで走りやすい設定。自己ベストを狙うには絶好のコースです。
・気候：平均10〜15℃で春らしい爽やかな気候。過酷な暑さや寒さに悩まされることなく、快適に走れます。
参加者の声
・「スタートからゴールまで、ずっと美術館の中を走っているようでした！」– （フランス・50代・フルマラソン）
・「沿道の応援がとても温かく、歴史ある建物の間を走るのが気持ちよかった」– （ドイツ・30代・ハーフマラソン）
・「ロワール川沿いのコースは本当に美しく、心が洗われるような体験でした」– （日本・40代・リレーマラソン）
ナントマラソンは、ただのレースではありません。
それは、歴史と芸術と自然が織りなす「都市体験型マラソン」。
完走したあとも、きっとこの街にもう一度戻ってきたくなるはずです。
2025 ナントマラソン サマリー
・日時：2025年4月27日
・完走者数：4,532
・完走者平均タイム：-
MEN
1:LECAPLAIN Romain:2:25:59
2:GILANTON Titouan:2:26:17
3:KUMBI BECHERE Tura:2:26:36
4:COUGNAUD Julien:2:27:26
5:RUEL Pierre-antoine:2:27:36
6:BRIAND Pierre-yves:2:28:09
7:JEANNESSON Arnold:2:28:53
8:JARNOT Alex:2:30:03
9:NOBLET Mathieu:2:31:35
10:ECHASSERIEAU Damien:2:32:12
WOMEN
1:CHAIGNEAU Camille:2:43:31
2:THOMASSIAN Adèle:2:49:25
3:LERAT Julie:2:51:28
4:PERAUDEAU Coraline:2:51:54
5:PELÉ Marion:2:56:05
6:TOULEMONDE Anne-cécile:3:02:01
7:BOURRIOT Camille:3:12:30
8:BOURGEAIS Ophélie:3:13:09
9:LEFEVRE Clotilde:3:14:09
10:AUDONNET Adele3:15:06
2026 ナントマラソン
2026年のナントマラソンの詳細は発表されていません
ナント：歴史と現代アートが息づく、創造都市
ロワール川のほとりに位置するナントは、かつてブルターニュ公国の首都として栄えた歴史を持つ街です。ブルターニュ公爵城やサン・ピエール・エ・サン・ポール大聖堂など、中世の面影を残す壮麗な建造物が、街の歴史を今に伝えています。
しかし、ナントの魅力は歴史だけではありません。近年では、アートと文化が融合した創造都市として、新たな息吹を吹き込まれています。旧ビスケット工場を再利用した複合文化施設「リュー・ユニック」や、巨大な機械仕掛けの動物たちが動き出す「レ・マシーン・ド・リル」は、ナントならではのアートスポットとして、多くの人々を魅了しています。
街の中心部には、19世紀の美しいアーケード「パッサージュ・ポムレー」があり、ショッピングやカフェ巡りを楽しむことができます。また、ロワール地方ならではの新鮮なシーフードや、地元産のワインを味わえるレストランも豊富です。
ナントは、歴史的な建造物、現代アート、美食、そして豊かな自然が調和した、魅力あふれる街です。街を歩けば、その独特な雰囲気にきっと心を奪われることでしょう。
