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遅すぎない紫外線対策

太陽からの日射は、波長により、赤外線、可視光線および紫外線に分けられます。
可視光線よりも波長の短いものが紫外線です。紫外線(UV)の中でも、波長の長いほうからA・B・C と大別されています。
また、オゾンは成層圏(10~50km上空)に多く存在しており、このオゾンの多い層をオゾン層といいます。
オゾン層は、太陽からの有害な紫外線を吸収し、地上の生態系を保護していますが、20世紀に入り、冷蔵庫、クーラーなどの冷媒やプリント基板の洗浄剤として使用されてきたフロンなど、塩素を含む化学物質が大気中に排出され、これらによってオゾン層破壊がほぼ全世界で生じています。
このようなオゾン層破壊に伴って、有害紫外線(UV-B)の増加による皮膚がんや白内障など人の健康への影響が懸念されています。
また、オゾン層破壊により大気の循環が変化し、気候や地上付近の天候にも影響を及ぼすことが報告されています。

フロン等によりオゾン層が破壊されると、地上において生物に有害な紫外線が増加し、生物への悪影響が増大することが懸念されます。
紫外線による健康被害には、日焼けなど急性のものと、長年にわたる蓄積により皮膚ガンなどの病気になるリスクを高めるといった慢性のものがあります。
地表に降り注ぐ紫外線の約9割を占めるのがUV-Aです。波長が長く、雲や家の中・車の窓ガラスも透過して肌にも到達し、肌はゆっくりと黒くなり、シワやたるみを引き起こします。
また、波長が短いのがUV-Bで屋外での日焼けの主な原因となり、たくさん浴びてしまうと赤く炎症を起こし、メラニンを作らせ、シミや色素沈着の原因になります。
紫外線には、体内でビタミンDを作るなど良い面もありますが、一方でこうした健康被害をもたらすことをふまえて、子供のときから正しい紫外線対策をとることが重要です。

紫外線対策

紫外線対策

 

紫外線は夏のとても暑い時期に多いと思われがちですが、初夏の5月から7月に1番多く降り注いでいます。
暑くなってきて夏が来たと思って紫外線対策を行っても遅いのです。
日頃から紫外線情報に注意して、紫外線が強くなるときには、日焼け止めを塗ったり、帽子や長袖の衣服を着用、日傘をさすなどの対策が有効です。
また、屋外でのランニング時においては、なるべく素肌を露出しないよう通気性が良いロングスリーブのシャツや足首までのロングパンツやタイツを着用するように心がけましょう。
そして、熱中症対策と併せてランニングキャップも必需品だと思います。

ちなみに日焼け止めで表記されている、「SPF」は、サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略で、主にUV-Bの防止効果を表す目安の数値です。数字が大きいほど効果が高くなります。
また、「PA」は、プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略で主にUV-Aの防止効果を表す目安の数値です。+の多さがUV-Aに対する効果の高さを示します。

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